連載 x≒Lolita Lab by ISEYA 第2回

御晩でございます。ISEYAです。

前回を読んでいただいた皆様、そして初めましての皆様、今回も楽しく新しいロリータファッションを生み出していきたいと思います!


シックな輝きを放つベルベットのワンピース、

溺れるようなフリル、

赤より赫い唇、

漆黒の煌めきに満ちた完璧な乙女。


でもそれだけじゃ足りない・・・


これだけでも完璧なのに、もっと完璧になってみたい!

何かサプリメントのように、無くてもいいけれど、あるともっと完璧になれるもの。

ただ完璧なだけじゃぁ、乙女は満足できないのです。


私はゴシック趣味に傾倒しているので、完璧な装いの私に、『死』を彷彿とさせるサプリメントがあったらもっと魅力的になれるんじゃないかなと思います。

最近は『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』等ダークファンタジーが人気な傾向にあるので、ダークなテーマを好む方も結構多いんじゃないでしょうか。多分。


そういえば、死にまつわる御伽噺や言い伝えって沢山ありますよね。

日本ではカラスが鳴いたら人が死ぬとか。


カラス・・・


死の象徴的動物であるカラスを使い魔として使ってたら魅力的ではないですか⁉︎


マレフィセントとか、西洋の魔女がよく使っているイメージがありますよね。

我々ゴシック趣味、或いは厨二病の者達は一度は魔女っぽいことをするのに憧れるもの。魔法陣を油性ペンで手の甲に書いたりしたなぁ。


とはいえ、イメージで妄想を膨らませていますが、実際カラスってどんな動物かイマイチわからないんですよね。

これから使い魔として使うかもしれないので調べてみようと思います!


まず、カラスって御伽噺に出てくることが本当に多いんですよ!

ギリシア神話では太陽神に仕えていたり、イギリスではアーサー王が魔法をかけられて姿を変えられたり等、挙げたらキリがないです。


特に日本神話における『八咫鴉(やたがらす)』は非常に魅力的。

まず名前からしてカッコよすぎませんか⁉︎

とても興味深いので、八咫烏がどういうカラスなのか調べてみました!



なんと神様なんですって!これは驚きです!

そしてこの導きの神様というところから、日本サッカー協会のシンボルに使われたり、非常に前向きな願いが込められています。

最初に抱いたカラスに対する死のイメージとは随分かけ離れていますね。あまりにも荘厳なポジティブさに屈服せざるをえない・・・かっこいい・・・

私も正しい道に導いて欲しいですねぇ。八咫鴉のような・・・お姉様に。


ところで、八咫鴉について調べていたらカラスを使い魔として使うより、

八咫鴉のようにかっこよくなりたい!

って思ってきました。


八咫鴉のような崇高さ、これがあればロリータとして完璧になれるのでは?

その崇高さをどうにかロリータファッションで表現してみたい!


なりましょう!八咫鴉に!



Style02.「漆黒の太陽」

ロリータファッションらしいかわいさも意識しつつ、神秘的なクールさも表現してみました。

でもこんなに素敵なのに実はメインは背中だったりするんですよね・・・

そう、太陽です!

太陽のようなリボン・・・!

この太陽が未来へ導いてくれる・・・! ダークでありながらそんなポジティブなパワーも感じられたら素敵すぎませんか⁉︎

かっこいい・・・。

太陽のような神々しさを感じられる素晴らしいリボンですね。


とはいえ、八咫鴉も日本神話では神様の使いであることは変わりないので、使い魔と・・・大体同じですね⁉︎

だから・・・八咫鴉のような華美なロリータさんを・・・使い魔のように侍らす・・・贅沢な遊びもしてみたい・・・

大丈夫、ここは妄想の場なのでなんでもできます!

ということで!

美景。幽美。霊峰。艶麗。眼福。

崇高って最高ですね!


最初は死を纏おうとしていたのに、結果未来へ導くといった対照的なポジティブを纏ってしまいましたね。

物事はイメージを深掘りすることにより、新しい視点が得られるのだなぁと思いました。

ゴシック趣味だけどポジティブ。新しい視点で今日からまた華麗に闊歩していきます!



〈Profile〉

ISEYA

ロリータファッションの魅力の虜囚となり、ルナティックな絵や漫画をインターネットで発信し続けている。臥竜鳳雛。

本連載では昨今のロリータファッションと東洋史学を組み合わせながら、新たなスタイルを全力妄想!


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